数多くの電気コードやパソコンや各種OA機器類を抱えている事務所では、配線ダクトを用いて事務所内を整備することは行われています。事務所が自社物件であれば設置は問題なく行えますが、賃貸物件を借りて営業をしてる会社の場合は、配線ダクトを固定する際に壁面に穴を開けてしまうことはNGと考えることができます。賃貸向けとして固定をする方法はあり、いくつかのテクニックがあるので穴を開けてしまい後に原状回復の問題を起こさないためには理解しておくことは有益です。賃貸物件向けの固定方法で、最も手軽に利用できる方法は両面テープを使う方法をあげられます。

壁材による違いがありますが、平らな面であれば超強力両面テープを採用することで、固定はスムーズに行えます。注意点は気温が低いと粘着性が弱くなるので、ドライヤーなどを使って両面テープを温めて取り付けすることは基本です。壁面が粗面の場合では、対応可能な両面テープはありますが、配線ダクトが落下するのではと心配に感じる時には、同じように両面テープでフックを配線ダクトの下側に取り付ける方法で2重に強化するテクニックもあります。コード類を留めるフックは100円ショップでも購入できますが、背面の両面テープは超強力型に貼り替えをすることも必要です。

これらの方法でも設置することが難しいという場合でも、賃貸向けの施工テクニックはあり、1cm程度の厚みのある木材を活用すると作業は簡単です。木材は配線ダクトの幅よりも大きめにカットをした上で、背面に両面テープを付けて固定すると面積が広いことで耐久性を高めることができます。その後は木材にネジ止めをするだけなので壁に穴を開けずに綺麗な施工は十分に可能です。配線ダクト向けのことならこちら