屋外で使用する機器について電気を通したりするためには、寒冷地などではとくに凍結防止剤を使わなければならないケースがあります。たとえば野外コンサートなどを寒い地域で開く時には電気を通すためのケーブルなどを機器をつなぐ必要があり、同時にケーブルが雪や雨に晒されてしまって電気が漏れてしまわないようにすることも必要になってきます。そこで、そんな地域で役に立つのが凍結防止剤と言われる塩化カルシウムなのです。この凍結防止剤をケーブルの上にかけておくと、ケーブルが凍結するのを防いでくれるためにケーブルが弱くなったり水が染み込んで電気を漏らすといったことがありません。

凍結防止剤がよく使用されるのは、降雪時の列車が走るレールの連結部分かもしれません。レールの連結部分が凍結してしまうと、レールがスムーズに動かなくなってしまってレールの切り換えができなくなってしまいます。以前は、早朝に雪などが降ってしまうとこの連結部分が動かなくなるため火を絶さないようにつけていて、凍結防止をしていました。また屋外を舞台に行われるスポーツなどで、競技会や試合が予定されていたところに急な天候変化で大雪が降った時など除雪をしなければ競技会や大会が中心にせざるをえない時に最後の手段としてこの凍結防止剤を撒くということがあります。

そして今、最も注目されているのが屋外で大量の機器を使用して行われる太陽光発電の施設を降雪などから守るものです。太陽光発電では、たくさんの配線が用いられるので無視できないものとなっているようです。凍結防止剤ケーブルのことならこちら