耐候性のあるネームプレートも多様化が進んでおり、これまでとは異なるオシャレなデザインのものが増えました。屋外で使うものに関しては、実用面にばかり気を配りがちです。見た目ではなく頑強さを求められる傾向があり、メーカー側もそのニーズに応えることに注力していました。利用されるシーンの多くが工事現場などであったことが大きな理由です。

その傾向に変化が現れ始めたのは、2000年代に入って外で行うイベントが増えたときです。技術の進歩により、これまで建物内でしか実施できなかったイベントが、外で開催されることが多くなりました。これにともなって耐候性を持つネームプレートの需要が高まり、それに伴って求められるデザインの種類も増えたというわけです。とはいえ、最も重視されるのはあくまでもネームプレートの耐候性であり、それが弱ければ選択肢から外されてしまいます。

雨で字が薄れて読めなくなるようなものでは役に立ちません。前日に配置しておくことも多いですが、夜間の雨や早朝の霜などにも耐えられる必要があります。もちろん、強烈な紫外線を浴びても平気でなければいけません。それらの水準を満たす製品のうち、デザインも優れているものが人気を集めています。

それらは価格も高い傾向がありますが、長持ちするのでコストパフォーマンスは悪いわけではありません。ただし、キャンペーンなどにより安く販売されていることも多いので、うまく活用しましょう。