一般家庭の表札ではなく、工業製品や法人関係で屋外に銘板を設置するような時には、耐候性を高めなければ短期間で意味を呈さない状態になることが目立ちます。手の器用な方は自作のアクリル板などを材料にして、文字を印刷したりカッティングシートで切り文字で貼り付ける方もいますが、今後10年20年と長く利用をすることを前提にしているならば、専門にする会社を利用することが最善策です。耐候性に優れた銘板は、素材と印字方法が特殊になり、専門会社の場合ではステンレスを材料に使う方法が主流として用いられるようになりました。用途により違いはありますが、屋外利用ではあらゆる天候に影響を受けないことが前提になるので、腐食を起こしにくいステンレスであれば十分な強度を保てます。

印字や名入れ等においても、専門会社ではデザインの入稿を行う方法があり、画像データとして送信する方法や、手書きで大体のデザインと文字列を描いて送る方法でも対応する会社は多数あります。高い技術力が必要とされる分野でもあるので、特に印字方法はエッチングやレーザー印刷など特殊性のある方法を採用することで、長い年月が経過したとしても文字が消えてしまうこともありません。エッチングの技法は金属を腐食させる原理を活用しているものなので、完成後は耐摩耗性、耐薬品性にも優れた効果を発揮します。耐候性の優れた屋外銘板は各法人や施設等の看板表札のような使い方を行うことができ、ステンレス製で作った場合は重量も軽量になることから、取り付けをする時にも苦労することも無くなります。