パソコンやテレビを使用して、インターネットをおこなっている方は大勢いることでしょう。最近ではストリーミング形式の動画サイトも多くなっており、これらは大型画面の情報端末で見た方が快適な時間を得られるものです。どのような機器を利用した場合でも、必ず必要となるのがlanケーブルです。lanケーブルは約40年前にオーストラリアのIT企業で開発されたアイテムで、今でも同じ形状をしているのが特徴です。

内部に６本のグラスファイバーが備わっており、光の乱反射を利用して高速通信を可能にしています。このlanケーブルは光の性質を重要視しているため、50Hz帯域の電磁波には弱いという特性があります。日本では電子レンジやテレビ・冷蔵庫などからは50Hz帯域の電磁波が発生しており、これらの機器のそばでケーブルを敷設すると、ノイズを発生してしまいます。50Hz帯域の電磁波を防ぐには、シールドカバーというものをケーブルに取り付けるのが望ましく、大手家電量販店やネットショップで販売されています。

シールドカバーは全体がシリコン素材でできており、内部に銅線が網状に備えられているものです。銅は電磁波を遮断する性質があるので、家電製品が近くにある場所でlanケーブルを敷設するときは使用すると良いでしょう。1m単位から50cm単位で販売されており、1本980円前後で手に入ります。快適なネットライフを支えてくれるアイテムです。