lanケーブルはパソコンやネットワークが普及した現代では気軽に購入して利用することができ、そのために日常生活でもよく目にするものとなっている傾向がありますが、実際に一般の人が目にするlanケーブルの形状は10BASE-Tと呼ばれる規格のものであり、これは物理的な接続方式を示すものとなっています。しかし実際に販売されているlanケーブルには配線やその他の条件で様々な種類があるため、この違いを理解しておかないと誤って購入をしてしまったり、また接続をしても正常に通信を行うことができず戸惑ってしまうことも多いので注意をしなければなりません。lanケーブルの違いで非常に誤りやすいものに、ストレートケーブルとクロスケーブルがあります。ストレートケーブルはルーターやハブなどのネットワーク機器とパソコンなどを接続するときに使用され、コネクターの配線が同じ状態になっているものです。

対してクロスケーブルはパソコンなどの端末同士を直接接続することができるものとなっており、コネクターの配置が1部交差しているため、見た目には分かりにくいものとなっているので注意をしなければなりません。クロスケーブルとストレートケーブルは接続上の違いはありますが、lanケーブルとして見た目の違いはほとんどないため非常に間違いやすくなっています。テーブルを選ぶ際にはこの点にも十分に注意をして選ぶことが大切であり、接続におけるトラブルを未然に防ぐために常に意識しておかなければいけないポイントです。